高機能掲示板
高機能掲示板は、らくちん掲示板に機能を追加したもので、大きくても多くの機能を使いたい方向けです。
ダウンロード
設置方法
基本的にらくちん掲示板と同じです。
1.アップロードする
まず高機能掲示板をダウンロードして、解凍します。
そしてできたフォルダが、掲示板のフォルダです。自分の好きな名前に変更しましょう。
そして、そのフォルダをまるごとサーバーにアップロードします。
2.属性を変更する
次に、アップロードしたファイルのうち、ファイル属性(ファイルパーミッション)という設定を変更します。具体的な方法は使うFTPソフトなどによってもまちまちですが、大抵の場合、サーバーのファイルを右クリックしたりするとそういった設定が出そうな感じです。
属性を変えるファイルは、index.cgiとadmin.cgiです。この2つのファイルの属性を変更します。一般的には755などに変えますが、場合によっては異なるときもあります。使っているサーバーの情報(CGIファイルのパーミッション)を確認しましょう。
また、サーバーの「Perlのパス」も確認しましょう。これに合わせてindex.cgiとadmin.cgiを変更します。一般に、「/usr/bin/perl」または「/usr/local/bin/perl」、またどちらでもよいというパターンもあります。この掲示板では、最初は/usr/local/bin/perlになっていますが、/usr/bin/perlの場合は、自分で変更する必要があります。この2つのファイルをテキストエディタで開くと、1行目に「#! /usr/local/bin/perl」とあるので、これを「#! /usr/bin/perl」と直しましょう。
3.初期設定をする
これで面倒な部分は終わりです。さっきアップロードした、admin.cgiにアクセスしましょう。
すると、「初期設定」が開きます。パスワードとディレクトリを入力して、「初期化」ボタンを押します。どちらも、他人に分からないようにしましょう。
これで初期設定は終了です。
4.細かい設定をする
「管理者ページに戻る」を押し、パスワードを入力してログインすると、管理者ページとなります。
「設定変更画面」のボタンを押すと、細かい設定を変更することができます。自分に合わせて変更しましょう。
これで、全ての設定は終わりです。掲示板が使用可能になりました。
設定
管理者ページから、細かい設定を変更できます。
設定変更画面
「設定変更画面」からは、さまざまな設定が変更可能です。適当に設定して、「送信」ボタンを押しましょう。
スタイル変更画面
「スタイル変更画面」からは、掲示板のスタイル(見た目のデザイン)を変更可能です。cssというフォルダにcssファイルが入っていて、その中から使いたいスタイルをひとつ選んで「送信」をすると、スタイルが変更されます。
禁止ワード設定画面
「禁止ワード設定画面」では、掲示板に書き込まれたくない言葉を設定しておくことで、その言葉が書き込まれるのを防ぐことができます。
らくちん掲示板にはない機能です。
アクセス禁止設定画面
設定で、「アクセス禁止機能を使用する」という設定にした場合に利用可能になります。
入力画面に、1行にひとつIPアドレスを入力することでそのIPアドレスからのアクセスを禁止できます。
書き込みのIPアドレスを知るには、管理者モードを利用します。
らくちん掲示板にあった書き込みを禁止する機能に加え、アクセス自体を禁止する機能も新たに選択可能になりました。
使用色設定画面
設定で、「レスの色」を「一覧から選択する」という設定にした場合に利用可能になります。
選択肢となる色を設定します。
らくちん掲示板にはない機能です。
管理者モード
管理者モードは、削除・編集された書き込みを見たり、あるいはスレッドを削除することができます。
「削除されたスレッドを見る」では、削除したスレッドを見たり、復活させたりすることができます。
らくちん掲示板との違い
禁止ワード機能・アクセス禁止機能の増強が行われています。さらに、URL・メールアドレス・色設定が行えます。
また、URLオートリンク、アンカー(「>>1」など)も利用可能になっています。
その他、トリップの表示改良などが行われています。
注意
掲示板のプログラムは、UTF-8という文字コードで書かれています。これを他の文字コードに変更すると、正しく動かなくなる可能性があります。
困ったときは
できる限りサポート掲示板で対応します。気軽に質問して下さい。