セクションのバリエーション
今まで、セクションの種類として、section要素のような普通のセクションと、article要素による独立した記事のセクションの2つを紹介してきましたが、まだ他にもセクションの種類はあります。
aside要素
aside要素もセクショニング・コンテンツの一種です。aside要素が作るセクションは、記事の補足を表します。
話題の本筋からそれつつも、関連した内容となります。基本的に、無くても文書全体に大きな影響がない場合に使うべきでしょう。
その他に、広告なども本文とは直接関係の無い内容なのでaside要素で囲むことができます。
aside要素
要素の種類
セクショニング・コンテンツ。
子
フロー・コンテンツ。
意味
本筋から外れた話題・補足。
nav要素
nav要素も同じくセクショニング・コンテンツです。nav要素のセクションは、ナビゲーションの内容を持つセクションということになっています。要するに、他のページへのリンクをまとめたセクションということになります。
例えばこのサイトでも、上の「トップページ CGI配布 サポート掲示板・・・」といったリンクの部分にnav要素を使用しています。
ただし、リンクがあれば全てnav要素にしないといけないということはありません。主な物だけでいいです。
nav要素
要素の種類
セクショニング・コンテンツ。
子
フロー・コンテンツ。
意味
ナビゲーション。
ちなみにnav要素が複数ある場合、それらをまとめてaside要素で囲んでしまうということもあります。